研究課題/領域番号 |
24500481
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
融合脳計測科学
|
研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 暢哉 関西学院大学, 文学部, 教授 (70465269)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | エピソード記憶 / 脳梁膨大後皮質 / ラット / 脳損傷 / ニューロン活動 |
研究成果の概要 |
エピソード記憶の脳内メカニズムを明らかにすることを目的として,脳梁膨大後皮質の損傷が偶発位置記憶テストのパフォーマンスに与える影響について検討した.この課題は過去の自身の行動について予期せぬ形で問うものであり,エピソード記憶の心的時間旅行の側面を調べることができる.12匹のラットに対してテストを実施した結果,過去に行ったレバー押しの位置情報を遡って思い出していることを示唆する行動データを得た.また,脳梁膨大後皮質を実験的に損傷した結果,過去の自身の行動を思い出すことに関わる反応が減弱した.このことは,エピソード記憶の一側面である心的時間旅行の能力に脳梁膨大後皮質が関わることを示唆している.
|