研究課題/領域番号 |
24500567
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
生駒 一憲 北海道大学, 大学病院, 教授 (70202918)
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研究分担者 |
牧野 均 北海道文教大学, 人間科学部, 准教授 (10583924)
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研究協力者 |
稲垣 侑士 北海道大学, 大学院医学研究科
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ミラーセラピー / 電気刺激 / 機能的近赤外線スペクトロスコピー / 運動観察 / 運動錯覚 / 筋電駆動型電気刺激 / ミラーニューロン / 上肢機能訓練 / 機能的近赤外分光法 |
研究成果の概要 |
脳卒中に対する治療法として用いられているミラーセラピー(MT)に電気刺激(ES)を組み合わせた方法が、健常若年者、高齢者の脳血流にどのような影響を及ぼすかを検討した。若年者では、MT+ESにおいて被刺激筋に一致する脳半球の縁上回が安静時と比較して有意に賦活した。一方、高齢者では、MT+ESにおいて被刺激筋に一致する脳半球の中心前回、中心後回、縁上回、上側頭回、角回、中前頭回が安静時と比較して有意に増加した。これらのことは、鏡からの視覚入力とそれに同期した電気刺激が運動観察と運動錯覚の効果によって脳皮質の賦活を促すとともに、固有感覚が低下している高齢者では、よりその効果を促したことを示唆する。
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