研究課題/領域番号 |
24500604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
上 勝也 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (20204612)
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研究分担者 |
仙波 恵美子 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (00135691)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / トレッドミル走 / ヒラメ筋 / 筋線維横断面積 / HDAC1 / アセチル化ヒストンH3K9 / ミクログリア / エピジェネティクス / 疼痛の緩和 / 自発運動 / GABA / GAD65/67 / ヒストン脱アセチル化酵素 / ヒストンアセチル化酵素 / 大腰筋 / マクロファージサブタイプ |
研究成果の概要 |
本研究は、神経障害性疼痛(NPP)が下肢骨格筋に及ぼす影響およびNPPに対する走運動の効果について検討した。坐骨神経部分損傷を施したNPPモデルマウスの健側ヒラメ筋の筋線維横断面積(CSA)は増大し、術側ヒラメ筋CSAは縮小した。走運動はMPPモデルマウスの疼痛を緩和し、脊髄後角ではアセチル化ヒストンH3K9陽性ミクログリア数が増加した。このようにNPPはヒラメ筋に左右差を生み出すが、走運動は疼痛を緩和することにより不均等化したヒラメ筋の矯正に有効であると思われる。さらに脊髄後角ミクログリアでのヒストンH3K9のアセチル化のようなエピジェネティクス修飾がEIHに関与することが示唆された。
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