研究課題/領域番号 |
24500619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 北海道大学 (2014) 帝京科学大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
前島 洋 北海道大学, 大学院保健科学研究院, 教授 (60314746)
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研究分担者 |
金村 尚彦 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (20379895)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 運動 / 神経栄養因子 / GABA / シナプス / 運動学習 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究では運動とGABAA受容体の阻害がマウスの大脳皮質運動関連領野における神経栄養因子の発現に与える影響について検証した。運動介入はBDNF、NT-4の発現は増強したが、安静群に対するGABAA受容体阻害による発現修飾は認められなかった。一方、運動群に対してGABAA受容体阻害を行った場合、BDNF、NT-4の発現は安静群マウスの発現量にまで低下した。従って、GABAA受容体阻害は大脳皮質運動関連領野におけるBDNF、NT-4の運動依存的な発現増強を阻害することが明らかとなり、興奮性入力と抑制性入力の適切なバランスが運動依存的な神経栄養因子発現増強に重要であることが示唆された。
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