研究課題/領域番号 |
24500627
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
小田桐 匡 京都橘大学, 健康科学部, 助教 (30388904)
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研究分担者 |
上田 敬太 京都大学, 医学研究科, 助教 (60573079)
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連携研究者 |
村井 俊哉 京都大学, 医学研究科, 教授 (30335286)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 生活機能 / 失行 / アイトラッキング / 注視 / 生活関連動作 / 認知症 / 軽度認知障害 / 系列物品使用 / 注視行動 / 眼球運動 / 視覚探索 / 注視行動分析 / 道具使用 / 行為のエラー / 神経心理学 / 観念失行 / 目と手の協応 / アルツハイマー病 / 頭頂葉 |
研究成果の概要 |
認知症の進行に伴い日常生活機能は障害される.本障害のメカニズム解明に向け,軽度認知障害者4名と早期アルツハイマー病患者4名(以下患者群),健常群15名を対象に,一連の日常的な系列物品使用課題を実施し,エラー分析などの行動分析と視線計測装置を用いた注視行動分析を実施した.課題遂行能力,遂行時間,注視回数等において両群に差を認めなかったが,患者群の課題中の視線距離は有意に増加し,安静時と遂行時の眼球運動速度の分布構造が両群で異なっていた.今後更に対象者数を増やし検証していくが,患者群では一見自立する生活機能においても,認知機能変化を背景とした僅かな行動変化の存在が示唆される.
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