研究課題/領域番号 |
24500637
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
佐々木 誠 岩手大学, 工学部, 助教 (80404119)
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研究分担者 |
中山 淳 一関工業高等専門学校, 制御情報工学科, 准教授 (70270212)
巖見 武裕 秋田大学, 工学資源学研究科, 准教授 (10259806)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 舌運動 / 表面筋電位 / 動作識別 / 機械学習 / 生活支援 / リハビリテーション / 医療・福祉 / ユーザーインターフェース / 舌 / 重度障害者 / 嚥下 |
研究成果の概要 |
舌の運動は脳神経に支配されているため,頸髄損傷などによる重度四肢機能障害においても運動機能が残存しやすい特徴がある.そこで本研究では,顎下部で観測可能な舌骨上筋群の筋活動パターンから,安全かつ非侵襲的に舌運動を識別する手法を開発した.そして,健常成人男性5名を対象とした評価実験により,舌を右,左,上,下,前に動かす5動作,ならびに唾液嚥下の合計6動作を,95%以上の精度で識別できることを明らかにした.本インタフェースは,口腔内に計測装置を挿入する必要がないため,心理面や衛生面への影響,発話や飲食の妨げ,誤飲や窒息のリスクなど,従来の口腔内インタフェースが抱える問題を解決できる可能性がある.
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