研究課題
基盤研究(C)
本研究では、自転車事故発生要因の科学的理解ならびに安全な自転車利用の促進に役立てるため、自転車運転者の注視点移動パターン及び運転パフォーマンスと能動的注意との関連性を検討することを目指した。被検者に対する教示・刺激提示と注視点移動及び脳酸素動態・事象関連電位の同時計測をオンラインで行うためのシステムを構築することができた。屋外実験では、脳酸素動態データに日光の影響が顕著であるため、十分な遮光を施す必要があった。また、アイカメラの瞳孔検出用の赤外光が脳酸素動態データにノイズとして混入することが技術的課題だった。当初の目的は達成されなかったが、構築したシステムを活用して研究を継続する予定である。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件)
Journal of Human Ergology
巻: 42 ページ: 13-21
130005155409