研究課題/領域番号 |
24500709
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
田中 彰吾 東海大学, 総合教育センター, 教授 (40408018)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 身体性 / 間主観性 / 他者理解 / 社会的認知 / 身体的相互行為 / 間身体性 / 現象学 / 身体知 / 相互行為 / 国際研究者交流(ドイツ) / 国際研究交流(ドイツ) / 国際研究交流(フランス) / 国際研究者交流(フランス) |
研究成果の概要 |
本研究は、ひととひととのあいだで成り立つ社会的理解を、身体的な相互行為に基づいて解明することを目指したものである。従来の心の科学の議論では、ひとは一般に「心の理論」を用いて、他者の心的状態を推論によって理解すると想定されてきた。しかし、本研究の成果によると、最も基礎的な社会的理解は、他者の行為の意図を直接知覚すること、その意図に応じる行為を返すことから始まる。自他間のこの種の身体的相互行為が暗黙の社会的文脈を生成し、その文脈のうえで、私たちは言語的コミュニケーションを通じて明示的な相互理解に至るのである。このような意味で、私の身体と他者の身体のあいだが、間主観性の起源である。
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