筋の収縮様式を考慮したスポーツ動作の動力学的分析

• 研究課題/領域番号: 24500726
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: スポーツ科学
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 小池 関也 筑波大学, 体育系, 准教授 (50272670)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 動力学的貢献 / 筋の収縮様式 / 走動作 / テニスサーブ動作 / スポーツ動作 / 系の運動方程式 / 筋の機能抽出 / 運動依存項 / 筋張力 / 筋収縮様式 / テニスサーブ / スウィング動作

研究成果の概要

高速・高加速なスポーツ動作における筋の収縮様式を考慮した機能を定量化した結果，踵接地タイプのランナーの定速走動作では，筋張力の動作に対する変換率の大きさは筋毎に一様ではなく，水平前後方向成分よりも鉛直方向成分の方が大きいこと，特に鉛直方向成分においては，短縮性収縮時に比べて伸張性収縮時において変化率が大きいという特徴が示された．テニスサーブにおけるラケットスピード獲得メカニズムについては，上半身筋群において，表層筋と同様に，深層筋群もラケットスピード獲得に寄与していることがわかった．

研究成果

• [雑誌論文] Dynamic Contribution Analysis of Tennis-serve-motion in Consideration of Torque Generating Mode (2014)
  • 著者名/発表者名: Sekiya KOIKE and Yuhei HARADA
  • 雑誌名: Procedia Engineering 巻: ７２ ページ: 97-102
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] 筋の張力発揮特性を考慮したラケットスピード獲得メカニズム (2014)
  • 著者名/発表者名: 原田悠平，小池関也
  • 雑誌名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2014講演論文集USB 巻: -
  • 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 収縮様式を考慮した定速走動作における支持脚筋群の動力学的な役割 (2014)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 雑誌名: バイオメカニズム学会誌 巻: 38 ページ: 61-74
  • NAID: 130005145323
  • 査読あり
• [雑誌論文] 筋張力の動力学的変換率および発揮負担度からみた定速走における支持脚筋群の動的特徴 (2014)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 雑誌名: バイオメカニズム学会誌 巻: 38
  • NAID: 130005145343
  • 査読あり
• [雑誌論文] ヒールグラディエントが走動作における支持脚筋群の動的特徴に及ぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 雑誌名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2013講演論文集(USB) 巻: 1
• [雑誌論文] 筋の収縮様式を考慮したテニスサーブ動作の動力学的分析の定式化 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小池関也，原田悠平
  • 雑誌名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2013講演論文集(USB) 巻: 1
• [雑誌論文] ソール厚の前後差が走動作における支持脚筋群の動力学的機能に及ぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也，三浦亜友，西脇剛史
  • 雑誌名: 日本機械学会2013年度年次大会講演論文集(CD) 巻: 1
• [雑誌論文] 筋の収縮様式を考慮した定速走動作に対する支持脚筋張力の動力学的変換率 (2013)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 雑誌名: 第22回日本バイオメカニクス学会大会大会論集 巻: 1 ページ: 61-61
• [雑誌論文] 筋張力の発揮能および動作変換率からみた定速走における支持脚筋群の動的特性 (2012)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 雑誌名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2012講演論文集 巻: 1 ページ: 134-139
• [学会発表] 筋の張力発揮特性を考慮したラケットスピード獲得メカニズム (2014)
  • 著者名/発表者名: 原田悠平，小池関也
  • 学会等名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2014講演会
  • 発表場所: アオーレ長岡（新潟県長岡市）
  • 年月日: 2014-10-29 – 2014-10-31
• [学会発表] Dynamic Contribution Analysis of Tennis-serve-motion in Consideration of Torque Generating Mode (2014)
  • 著者名/発表者名: Sekiya KOIKE and Yuhei HARADA
  • 学会等名: The 2014 Conference of the International Sports Association
  • 発表場所: Sheffield Hallam University, (Sheffield, UK)
  • 年月日: 2014-07-14 – 2014-07-17
• [学会発表] ソール厚の前後差が走動作における支持脚筋群の動力学的機能に及ぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也，三浦亜友，西脇剛史
  • 学会等名: 日本機械学会2013年度年次大会
  • 発表場所: 岡山大学津島キャンパス（岡山県岡山市）
• [学会発表] ヒールグラディエントが走動作における支持脚筋群の動的特徴に及ぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 学会等名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2013
  • 発表場所: 工学院大学新宿キャンパス（東京都新宿区）
• [学会発表] 筋の収縮様式を考慮したテニスサーブ動作の動力学的分析の定式化 (2013)
  • 著者名/発表者名: 小池関也，原田悠平
  • 学会等名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2013
  • 発表場所: 工学院大学新宿キャンパス（東京都新宿区）
• [学会発表] 筋トルク構成を考慮した関節トルクの動力学的分析
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 学会等名: 日本体育学会第63回大会
  • 発表場所: 東海大学（神奈川県）
• [学会発表] 筋の収縮様式を考慮した定速走動作に対する支持脚筋張力の動力学的変換率
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 学会等名: 第22回日本バイオメカニクス学会大会
  • 発表場所: 北翔大学（北海道）
• [学会発表] 筋張力の発揮能および動作変換率からみた定速走における支持脚筋群の動的特性
  • 著者名/発表者名: 仲谷政剛，小池関也
  • 学会等名: 日本機械学会シンポジウム：スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス2012
  • 発表場所: 愛知大学（愛知県）