研究課題/領域番号 |
24500779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 (2014-2015) 長野県短期大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
藤坂 由美子 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 講師 (20442155)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 官立師範学校 / 体操指導 / 遊戯 / 体操教科書 / 天覧体操 / 体育科教育 / 新潟師範学校 / 体操器械 / 体操図解 / 体操テキスト / 官立愛知師範学校 / 学会発表 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
本研究では、設立後4~5年間ですべて廃校になったため、これまで体育史上注目されてこなかった明治初期における地方の官立師範学校の体操・遊戯指導および実践の実態を明らかにした。地域により差異はあるものの、①明治天皇巡幸時の天覧体操を目的として官立師範学校の教師が体操指導を行ったこと、②官立師範学校の中庭に鞦韆、鉄棒などの体操器械が設置されていたこと、③官立師範学校卒業生によって体操テキストが刊行され、学校における体操実施が奨励されていたこと、などが明らかになった。また、官立師範学校の廃止後は、県立の師範学校へ速やかに師範教育が移管され、体操の啓発も継承されていったと考えられる。
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