研究課題
基盤研究(C)
競技者の基礎代謝量の個人差に影響する要因を明らかにすることを目的とし、男性競技者15名を対象として除脂肪量(FFM)、臓器や組織の重量、褐色脂肪組織、遺伝子多型の影響について検討した。基礎代謝量はダグラスバッグ法、身体組成及び各組織重量はDXA法、肝臓,腎臓及び脳重量はMRI法、心臓重量は超音波法を用いて測定した。褐色脂肪組織(BAT)の活性は寒冷暴露後にFDG/PET-CT法により評価した。その結果、BATの影響は見られず、基礎代謝量の個人差に最も影響する因子は臓器量よりもFFMであった。このことから、BMR個人差はFFMで説明でき、競技者の食事管理に応用できることが明らかになった。
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