研究課題/領域番号 |
24500829
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 仙台大学 |
研究代表者 |
小浜 明 仙台大学, 体育学部, 教授 (70170298)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 保健科の学力 / 健康リテラシー / 高次知的能力の測定 / 真正の評価 / 構成主義の学力観 / 誤った保健認識 / 素朴概念 / フィンランド / 批判的思考 / 保健教育 / 大学入学資格試験 / 保健科教員 / 教員養成 / 保健学習 / 保健科目 / 保健教科書 |
研究成果の概要 |
日本の高等学校における保健科の教科書の重要用語・語句のうち、19個が10年間に亘って一度も新聞紙上に登場していない。また、新聞に頻繁に登場する健康の用語・語句が全く教科書には掲載されていない。フィンランドでは保健科が大学入学資格試験の入試科目になっている。この試験問題を収集し演繹的に分析した結果、試験で検証しているのは健康に関する「①理論的な知識、②技能的な知識、③批判的思考、④情報分析能力、⑤自己管理能力、⑥市民性・公民性」の6類型に分類できた。これら6類型は、単独あるいは組み合わされた形式で出題されていた。フィンランドの保健科では、社会に十全に参加するための能力の形成が目標となっている。
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