研究課題/領域番号 |
24500844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 比治山大学短期大学部 |
研究代表者 |
七木田 方美 比治山大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (80413532)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 心の健康度 / 母親 / 子ども / 内部被爆 / 不安 / 精神化 / 東日本大震災 / 言葉の構築 / 愛着形成 / 心の健康 / 放射能不安 / 福島 / 身体と言葉 / 被災者支援 |
研究成果の概要 |
広島では放射能問題は、ボディブローのように後になって堪えるという。本研究では東日本大震災で大きな揺れを経験したが、倒壊・津波の直接的被害がなかった福島市と近郊で働く母親約100名を対象に、2012年9月~2014年3月にかけて継続的に他者を意識したワークショップを開催し、心の復興(しなやかな身体からの言葉の構築)を目指した。標準化されたテストによる心の健康度を分析から、母親は、家族や社会を支え、支えられながら、心の健康度を回復していくことが明らかとなった。構築された母親の言葉からは、子どもの内部被爆に対する不安を抱きながらも、新しい心の構造(精神化)を構築して立ち直ることがわかった。
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