研究課題
基盤研究(C)
FGF21は糖脂質代謝を調節する重要な因子であるが、その発現機構の詳細は不明である。本研究は単糖類およびPFC比率の異なる食事摂取によるFGF21の発現機構を解明することを目的とした。in vivoおよびin vitroともにフルクトース投与により、FGF21 mRNA発現を上昇することが示され、フルクトースはグルコースに比して早い時間でFGF21 mRNA発現を誘導することを明らかにした。さらに、PFC比率の異なる食事を投与すると、炭水化物の摂取量が減少するにともない、発現量が高まることを明らかにした。したがって、FGF21遺伝子の発現は糖質の質・量に依存して発現する可能性が示唆された。
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