研究課題/領域番号 |
24500871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
横田 隆 日本医科大学, 付置研究所, その他 (30445829)
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研究分担者 |
太田 成男 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (00125832)
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連携研究者 |
ウォルフ アレキサンダー 日本医科大学, 先端医学研究所細胞生物学部門, 講師 (20434136)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 水素分子 / 酸化ストレス / 抗酸化 / 水素 / 緑内障 / 抗酸化剤 |
研究成果の概要 |
眼科領域における酸化ストレスの増加は、緑内障や神経変性疾患の病因において重要な役割を有する。我々は、ラット網膜組織の器官培養系においてペルオキシナイトライトによる酸化ストレスに対する選択的な水素分子の網膜細胞保護効果を検討した。水素分子は、ペルオキシナイトライトによる網膜細胞のミトコンドリア膜電位の消失、酸化的損傷およびチロシンのニトロ化を抑え、網膜組織の萎縮や網膜細胞のアポトーシスを抑制した。その結果、水素分子はペルオキシナイトライトを選択的に消去することで、網膜細胞の酸化的損傷に対する神経保護効果を有することを示唆し、水素分子が緑内障や網膜神経変性疾患の治療に有効である可能性を示した。
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