研究課題
基盤研究(C)
高トリグリセリド(TG)血症は心疾患危険因子で、成因に血中TG分解酵素リポ蛋白リパーゼ(LPL)異常等がある。LPL低値の成因をLPL変異や関連遺伝子変異、非遺伝因子に関し検討した。LPL低値の高TG者でLPLエキソン5の1塩基欠失ヘテロが同定された。LPL低値であるがLPL遺伝子正常の高TG者2名で、LPLの作用場への移行のための蛋白GPIHBP1の遺伝子エキソン1に非同義変異が同定されたが、機能に影響ない多型であった。LPL遺伝子は正常な自己免疫疾患の高TG者から血中にLPL活性阻害するIgA型LPL自己抗体が検出された。非遺伝因子の自己抗体等LPL活性阻害物質の簡便な評価系を構築した。
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The Lipid
巻: 24 ページ: 334-344
日本臨床
巻: 71 ページ: 1569-1576