研究課題/領域番号 |
24500911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
藤木 庸介 滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (70314557)
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研究分担者 |
真板 昭夫 北海道大学, 観光学高等研究センター, 教授 (80340537)
上田 香 京都嵯峨芸術大学, 芸術学部, 講師 (50510583)
平尾 和洋 立命館大学, 理工学部, 教授 (00252479)
宗本 晋作 立命館大学, 理工学部, 准教授 (20581490)
向坊 恭介 鳥取大学, 工学部, 助教 (80512748)
宮尾 学 神戸大学, 経営学部, 准教授 (80611475)
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研究協力者 |
村瀬 豊
新道 弘之
竹田 嘉兵衛
竹田 耕三
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 有松絞り / 伝統産業 / 伝統的建造物 / 歴史的町並み / 文化遺産観光 / 絞りプロダクト / 有松 / 生活景観 / リビングヘリテージ / 観光資源 / 絞り産業 / サプライヤーシステム / 伝統工芸 / プロダクト生産 / 観光まちづくり / 中国雲南省 / 土産物 / 観光地 / プロダクト / 中国 / 雲南省 |
研究成果の概要 |
本研究により、有松絞りの衰退原因は有松絞に対するニーズの減少のみならず、戦後より有松絞り製造の一部を下請けとして中国等の国外に移管したことにより、伝統的な職人社会の均衡が崩れ、生産システムが弱体化したことにも起因することが明らかとなった。こうしたことから、絞り産業の隆盛と共に、伝統的建造物によって形成された歴史的町並みも、絞り産業から離職するものが増加するにしたがい崩壊傾向に向かった。一方、絞り産業の再興を試みる新たな取組も現地において確認され、今後、こうした活動に期待を寄せるものである。
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