食品増粘素材多糖キサンタンガムの免疫調節機能

• 研究課題/領域番号: 24500945
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 食生活学
• 研究機関: 香川大学
• 研究代表者: 岡崎 勝一郎 香川大学, 農学部, 教授 (60109733)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 食品 / 多糖 / 免疫機能 / マクロファージ / 細胞性免疫 / 乳酸菌 / 免疫学 / 糖鎖 / アレルギー・喘息

研究成果の概要

食品増粘素材として多用されている多糖であるキサンタンガムの新たな健康機能を明らかにして、食生活上の有益性を確立することを目的として、免疫細胞に与える影響をマウスのマクロファージ培養細胞と脾臓細胞を用いて検討した。その結果、細胞性免疫を増強させるサイトカインであるインターロイキン-12とンターフェロン-γの産生誘導が乳酸菌と同様に認められたことから、細胞性免疫の賦活化作用といった乳酸菌と同様な健康機能効果があると考えられた。

研究成果

• [雑誌論文] The involvement of O-antigen polysaccharide in lipopolysaccharide in macrophage activation. (2012)
  • 著者名/発表者名: Shimada, M., Kadowaki, T., Taniguchi, Y., Inagawa, H., Okazaki, K. and Soma, G.
  • 雑誌名: Anticancer Research 巻: 32 ページ: 2337-2342
  • 査読あり
• [学会発表] 微生物多糖キサンタンガムの免疫賦活化作用と美白作用 (2015)
  • 著者名/発表者名: 岡崎勝一郎、遠藤有希子、村川春菜、若松久人、奥谷康一
  • 学会等名: 第17回マリンバイオテクノロジー学会大会
  • 発表場所: 東京海洋大学（東京都品川区）
  • 年月日: 2015-05-30 – 2015-05-31
• [学会発表] Inhibitory mechanism of melanin biosynthesis by marine bacterial glycosaminoglycan (2012)
  • 著者名/発表者名: Okazaki, K. and Okutani, K.
  • 学会等名: The 9th Asia-Pacific Marine Biotechnology (第９回アジア－太平洋マリンバイオテクノロジー会議)
  • 発表場所: カルポート高知
• [学会発表] 海洋細菌多糖ウミノグリカンと食品増粘多糖キサンタンガムの免疫賦活作用と美白作用
  • 著者名/発表者名: 岡崎勝一郎
  • 学会等名: 平成25年度かがわ糖質バイオフォーラム複合糖質・糖鎖研究会
  • 発表場所: サンポートホール高松
  • 招待講演
• [学会発表] 海洋細菌多糖と希少糖の機能性及びそれらを利用した食品等の開発.
  • 著者名/発表者名: 岡崎勝一郎
  • 学会等名: 岡山県食品新技術応用研究会
  • 発表場所: テクノサポート岡山
  • 招待講演
• [学会発表] 海苔多糖ポルフィランの免疫賦活化作用と腸管保護作用
  • 著者名/発表者名: 岡崎勝一郎
  • 学会等名: かがわ糖質バイオフォーラム複合糖質・糖鎖研究会
  • 発表場所: サンポートホール高松
  • 招待講演
• [産業財産権] 皮膚の光老化抑制剤 (2013)
  • 発明者名: 岡崎勝一郎、奥谷康一
  • 権利者名: 岡崎勝一郎、奥谷康一
  • 産業財産権種類: 特許
  • 産業財産権番号: 2013-003468
  • 出願年月日: 2013-02-25