研究課題
基盤研究(C)
WntLRP5/6はカルシウム代謝や糖、脂質の代謝調節を担うことが明らかにされている。本研究は、精製Wntを用いて、種々の代謝系やエイジングにおける役割を明らかにすることを目的としている。Wntは疎水性が高く、界面活性剤なしで精製することは極めて困難である。内在性Wntを除去した培地や無血清培地を用いて、Wnt3aとWnt4、Wnt5aを高度に精製し、分子量3万9千の単量体以外の複数のWnt分子種が存在することを明らかにした。また、Wntの標的たんぱく質も精製し、同定した。精製したWntと標的たんぱく質を用いて、細胞と個体レベルで、Wntが代謝やエイジングに及ぼす影響を解析した。
すべて 2014
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J. Comp. Neurol
巻: 523(3) 号: 3 ページ: 463-78
10.1002/cne.23691