研究課題/領域番号 |
24501077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 豊田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
西澤 一 豊田工業高等専門学校, 電気・電子システム工学科, 教授 (40249800)
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研究分担者 |
吉岡 貴芳 豊田工業高等専門学校, 電気・電子システム工学科, 教授 (30270268)
丹羽 隆裕 八戸工業高等専門学校, 総合科学科, 准教授 (50611349)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 自然科学教育 / 線形代数 / 空間図形 / ベクトル方程式 / 理解度 / インタラクティブ / Web学習システム / 三角関数 / 国際研究者交流(フィンランド) |
研究成果の概要 |
空間図形とベクトル方程式を対象とする学習の導入時に、図形的解釈の導入、活用が有益であることが確認できた。特に、立体(3D)図形の活用は、両分野において、学習者に全体を俯瞰するイメージを与える効果があり、図形的解釈を学習の取っ掛かりとできた学生が少なくなかった。その結果、低進度学生が、学習内容の抽象性の高さに直面し自ら理解しようとする姿勢を諦め、式変形と公式の適用を繰り返す「ブラックボックス」学習スタイルに依存し切ってしまうことを、ある程度防止できたと考える。しかしながら、立体図形を用いた学習コンテンツが学習者の理解度を自動的に向上させることはなく、紙と鉛筆による計算演習は省略できなかった。
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