研究課題
基盤研究(C)
我々は古典的なエステルの検出法であるヒドロキサム酸法に着目し,従来法の問題点であった有機溶媒の添加と高濃度の水酸化ナトリウム水溶液の使用を回避するために,陽イオン界面活性剤の添加が有効であることを見出した。本法を利用して,エステルの合成実験における生成物の検出,食用香料に含まれるエステル結合の検出,プラスチックや繊維におけるエステルの検出,分子量の相違による油脂の識別実験を開発した。さらに立体障害による反応速度の相違を利用し,エステルの構造異性体の識別実験を開発した。
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