研究課題/領域番号 |
24501288
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
佐々木 明彦 信州大学, 先鋭領域融合研究群山岳科学研究所, 研究員 (20608848)
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研究分担者 |
山縣 耕太郎 上越教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (80239855)
鈴木 啓助 信州大学, 学術研究院理学系, 教授 (60145662)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 亜高山帯 / 針葉樹林 / 物資移動 / 森林動態 / 物質移動 / 地表環境 |
研究成果の概要 |
本研究は,亜高山帯斜面における地表環境特性を定量的に捉え,同時に亜高山帯針葉樹林の動態を明らかにして,両者の関係を明確にすることを目的としている。乗鞍岳,常念岳,妙高火打山,苗場山の亜高山帯を主たる調査地とし,比較研究として涸沢,白馬岳,赤石岳,蔵王山,鳥海山を,それぞれ調査の対象地に加えた。亜高山帯では,地表流による表土の侵食や土層の凍結融解によるソイルクリープが生じ,また融雪初期には積雪のグライドが発生する。林分内外でのオオシラビソの実生のモニタリングの結果,秋季に発生するソイルクリープと春季に生じる積雪グライドが実生の生存阻害に働いていることが推定された。
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