研究課題
基盤研究(C)
この研究で、我々はTOPO1がYB-1の新しい会合分子であることを発見した。核内YB-1がTOPO1との直接的な分子会合を介してTOPO1の酵素活性を促進し、その阻害剤であるCPTの感受性も増強する事が分かった。また、臨床試料を用いてYB-1の発現を検討し、胃がんでは、YB-1発現レベルは、胃がんの組織病理分類ごとに、それぞれ異なる結果となった。YB-1 はがん細胞と血管内皮細胞において胃癌の進展を促進し、YB-1が有力なバイオマーカーであることが示唆された。 本研究に関する内容で、2015年2月には「腫瘍新生血管血管内皮細胞の新しいバイオマーカーとそれを標的とした癌治療薬」が特許登録された。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (1件)
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