研究課題/領域番号 |
24510003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
工藤 勲 北海道大学, 水産科学研究科(研究院), 准教授 (00195455)
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研究分担者 |
磯田 豊 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 准教授 (10193393)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 貧栄養化 / 陸奥湾 / ホタテガイ養殖 / 栄養塩 / 栄養塩減少傾向 / 持続的漁業生産 / 貧栄養化現象 / 栄養塩バランス / 逆エスチュアリー循環 / 硝化 |
研究成果の概要 |
持続可能な生物生産活動の維持を脅かしかねない海域の貧栄養化現象のメカニズム解明を目的として青森県陸奥湾において調査を行った。1970年代にホタテガイ養殖が導入された以後の40年間で栄養塩濃度は約三分の一に低下し、植物プランクトンによる基礎生産が少ない貧栄養状態が年々悪化していることが明らかとなった。これは漁獲に加えてホタテガイの糞粒が海底に堆積する量が増加し、分解されずに埋没することにより海域から窒素、リンなどの栄養塩が除去されることが要因であることを明らかにした。
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