研究課題
基盤研究(C)
申請者の所属する東京海洋大学では、毎月1回の東京湾の海洋観測を20年以上継続してきた。陸域からの有機物、窒素、リン負荷の継続的な低下によって、今後は東京湾の物質循環系に大きな変化が生ずる可能性があり、その過程を把握するためのモニタリング対象項目への追加候補として、アルカリフォスファターゼ活性、炭酸系パラメータ、一次生産・窒素同化測定、脱窒(アナモックスを含む)速度の測定、について検討した。実際の観測結果から、リンによる一次生産の制限状態を検出するなど、これらの項目の有用性を確認した。
すべて 2015 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件)
Biogeoscience
巻: 12 号: 1 ページ: 269-279
10.5194/bg-12-269-2015