研究課題/領域番号 |
24510012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
國頭 恭 信州大学, 学術研究院理学系, 准教授 (90304659)
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連携研究者 |
長岡 一成 独立行政法人農業, 食品産業技術総合研究機構・中央農業総合研究センター土壌肥料研究領域, 主任研究員 (80355544)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | リン / ホスファターゼ / 資源配分モデル / 土壌 / 土壌微生物 / リン制限 / 可給態リン / 黒ボク土 / 畑土壌 |
研究成果の概要 |
リン利用性が低い土壌では、土壌微生物は多くのリンを獲得するために、炭素獲得酵素よりもリン獲得酵素に相対的に多くの資源を配分していることが判明した。供試土壌では、土壌中リン利用性が低い場合には、ホスファターゼ生産能を有する一部の微生物種が優占し、それらが盛んにホスファターゼを生産している可能性が示された。また本研究により、炭素獲得酵素としてβ-D-グルコシダーゼ、リン獲得酵素として酸性あるいはアルカリホスファターゼを代表させ、その比を算出することで、土壌中リンの生物利用性を化学的抽出法に依らず推定できることが示された。
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