研究課題/領域番号 |
24510022
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
内田 雅己 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (70370096)
|
連携研究者 |
大園 享司 京都大学, 生態学研究センター, 准教授 (90335307)
田邊 優貴子 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (40550752)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 物質循環 / 南極 / 陸上生態系 / 多様性 / 生物多様性 / コケ / 菌類 / 生態系 |
研究成果の概要 |
南極大陸はほとんどが氷床で覆われており、氷のない陸地は大陸全体の2-3%程とされている。そこは、低温、乾燥という厳しい環境のために、生物の多様性・現存量とも少なく、シンプルな生態系となっている。その生態系の構造や機能の類似性や異質性を明らかにすることを目的とした。水の存在する流域では、地衣類は同一種が広く分布していたのに対して、コケや菌類は場所により異なる種が存在し、分散が制限されている可能性が示唆された。狭いエリアでは、炭素安定同位体比と窒素安定同位体比に一定の関係が認められたことから、それぞれの場所毎にあたかも独立した生態系の構造と機能を有している可能性が示唆された。
|