研究課題/領域番号 |
24510026
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 気象庁気象研究所 |
研究代表者 |
工藤 玲 気象庁気象研究所, 気候研究部, 研究官 (00414508)
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研究分担者 |
西澤 智明 独立行政法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (10462491)
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連携研究者 |
青柳 曉典 気象庁気象研究所, 環境・応用気象研究部, 主任研究官 (10442740)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | エアロゾル / 大気放射 / 大気境界層 / リモートセンシング / 大気モデル |
研究成果の概要 |
能動・受動型測器の複合利用によって解析した季節毎のエアロゾル光学特性の鉛直分布を、一次元大気モデルに入力し、境界層への影響を調べた。エアロゾルによる地上日射の減少は、顕熱フラックスを減少させ、境界層高度と気温の低下を招いた。春冬の自由大気中の高濃度エアロゾルによる直接加熱は、大気の安定度を変え、上記の影響を強化させた。 エアロゾル光学特性の1976~2008年の変動が境界層へ与える影響を、同モデルを用いて調べた。エアロゾルの変動は、地上日射の増加、顕熱・水蒸気フラックスの増加、境界層高度の上昇と水蒸気量の増加、温室効果の増加の過程により、地上気温の上昇をもたらす可能性が示された。
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