研究課題/領域番号 |
24510035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
濱田 薫 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80228535)
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研究分担者 |
庄 雅之 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50364063)
須崎 康恵 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (30382302)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 気管支喘息 / 大気汚染粉塵 / 喫煙 / 次世代影響評価 / エピジェネティクス / Th2サイトカイン / 大気汚染 / 環境影響評価 / ディーゼル燃焼灰燼 / 石油燃焼灰燼 |
研究成果の概要 |
アレルギー疾患は世界的に増加している.妊娠中の大気汚染曝露が次世代の小児アレルギー疾患発症の危険因子となることをマウスモデルで検討した.妊娠中にタバコ煙を曝露することで仔マウスは容易に喘息を発症することが示された.曝露により新生児期にTh2優位な免疫状態が遷延し、また2週齢での脾細胞CD4+ヘルパーT細胞の遺伝子発現の網羅的解析により喫煙群ではヒストン脱アセチル化酵素およびヒストン特異的メチル化酵素各1種類の発現亢進を認め、すなわちエピジェネティクス変異の関与が示唆された。また同時に制御性T細胞の抑制が示唆され、サイトカイン産生の推移とともに、妊娠中の曝露が次世代以降に影響することが示された。
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