研究課題
基盤研究(C)
本研究を通じて、中国企業が驚異的なコストダウンを武器に省エネルギー・環境分野において台頭している現状、そして元々は海外企業の技術に依存していた状況から近年急速なキャッチアップを可能としたのは政策と市場競争のバランスを上手く組み合わせた制度設計、オープンな部品調達およびイノベーションシステムといった企業戦略、技術的基盤が一定程度蓄積されている国有企業の存在が要因として指摘できることが明らかとなった。我が国企業は技術レベルは中国企業よりも依然優れた面があるが、中国市場、ひいては第三国市場に対しては設備製品を売り込むよりも中国企業のオープン戦略に適応してサプライヤーとしての参画が有効と考えられる。
すべて 2016 2015 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 図書 (2件)
堀井伸浩編『アジアの環境問題：政治･経済・社会からの視点』第3章、花書院
巻: なし ページ: 44-82
『エネルギーレビュー』
巻: 第34巻4号 ページ: 15-19
真家陽一編著『中国改革の深化と日本企業の事業展開』、第5章、日本貿易振興機構
巻: なし ページ: 72-106
『産業学会研究年報』
巻: No. 29 ページ: 35-53
130005064115
Mariko Watanabe eds., The Disintegration of Production: Firm Strategy and Industrial Development in China, Edward Elgar
巻: なし ページ: 127-148
巻: なし ページ: 307-333
高橋伸夫編『アジアの「核」と私たち－フクシマを見つめながら』慶應義塾大学東アジア研究所・慶應義塾大学出版会
巻: なし ページ: 133-177
『PETROTECH』
巻: Vol. 37, No.4 ページ: 279-284
40020044598
『月刊中国経済』
巻: 7月号 ページ: 32-57
渡邉真理子編著『中国の産業はどのように発展してきたのか』勁草書房
巻: なし ページ: 134-157
『東亜』（霞山会）
巻: No.547 ページ: 32-41
上垣彰・田畑伸一郎編著『ユーラシア地域大国の持続的経済発展』ミネルヴァ書房
巻: なし ページ: 187-213
