研究課題/領域番号 |
24510058
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
小林 孝広 東海大学, 海洋学部, 講師 (50386653)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 汽水域 / 世帯間交渉 / 住民の組織化 / 地域組織 / 意思決定 / 世帯生計戦略 / 地域比較 / マングローブ汽水域 / コモンズ / 地域組織化 |
研究成果の概要 |
この研究は、フィリピン・ビサヤ地方の汽水域漁民の組織化とその運用に着目し、漁場の持続的利用の条件を探ることが目的である。調査対象の漁場では設置漁具の区画整理事業により漁場の過剰利用が助長され、土砂堆積が問題化している。関係するカキ養殖漁民は、漁場環境の悪化と生活の持続というジレンマに陥っている。その解決としての垂下式カキ養殖に取り組むボランタリーな漁民組織は、行政や国際ボランティア組織の援助をうまく取り込みながらも、自律的な活動を行っている。彼らの取り組みいまだ小さく、主流派をなしていないが、確実に在地の生活保障を取り込んだボトムアップ型のコモンズを生み出しているといえる。
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