研究課題
基盤研究(C)
がん細胞は均一な集団ではなく、自己複製能と腫瘍形成能を併せ持つ細胞群、がん幹細胞が存在する。がん幹細胞は放射線に耐性を示し、治療後のがんの再発の原因となる。我々は、ヒト肝がん細胞株HepG2を分割照射し、放射線耐性のがん幹細胞を濃縮した。このがん幹細胞は、5GyのX線照射で細胞の生存シグナルAKTが活性化され、細胞死は誘導されなかった。一方、親株HepG2細胞では、同様の照射で細胞死が誘導された。がん幹細胞のAKTの活性化が放射線耐性に関与するかどうかを検討し、AKT 阻害剤と放射線の併用で、がん幹細胞の放射線耐性は抑制されることを in vitroとin vivo両方の解析で明らかにした。
すべて 2015 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 15件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 1件)
Oncogenesis
巻: 3
PLoS One
巻: 10 号: 2 ページ: 1-16
10.1371/journal.pone.0117845
Mol Carcinog
巻: in press 号: 12 ページ: 1758-71
10.1002/mc.22248
J Radiat Res
巻: 56 号: 3 ページ: 422-429
10.1093/jrr/rrv013
巻: 56 号: 3 ページ: 413-421
10.1093/jrr/rru110
Radiotherapy and Oncology
巻: 112 ページ: 302-307
Cell Cycle
巻: 13 ページ: 1248-55
巻: 13 号: 8 ページ: 1248-1255
10.4161/cc.28139
生体の科学
巻: 65 ページ: 176-181
巻: 12 号: 17 ページ: 2738-2743
10.4161/cc.25746
放射線生物研究
巻: 48 ページ: 323-335
40019928917
保健医療科学
巻: 62 ページ: 189-195
巻: 12 ページ: 773-82
巻: 8(1) 号: 1 ページ: 1-7
10.1371/journal.pone.0054312
巻: 8