研究課題/領域番号 |
24510075
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
藤川 和男 近畿大学, 理工学部, 教授 (90247958)
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研究分担者 |
長尾 哲二 近畿大学, 理工学部, 教授 (30351563)
加川 尚 近畿大学, 理工学部, 教授 (80351568)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 核分裂中性子 / マウス胎児 / 器官形成期 / 突然変異 / 奇形 / 小核 / 誘発率 / 生物学的効果比 / 変異原性 / 染色体異常 |
研究成果の概要 |
実験動物の胎児における核分裂中性子の変異原性効果を明らかにするため,Dlb-1座のヘテロ接合マウスの器官形成期胎児に対する核分裂中性子,高線量率X線および低線量率ガンマ線の照射実験を行った。比較のため、ICR系統の胎児を用いて,外表奇形と未熟赤血球における小核形成を指標として催奇形性と染色体損傷性も調べた。調べたいずれの指標についても、誘発効率は核分裂中性子>X線>がンマ線であった。奇形のX線誘発でみられた顕著な照射時期依存性と対照的に,いずれの放射線についても、器官形成期の2時点で求めた突然変異誘発率は有意差を示さず、器官形成期の間、ほぼ一定の突然変異感受性をもっていることが示唆された。
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