研究課題/領域番号 |
24510084
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
|
研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
伊吹 裕子 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 准教授 (30236781)
|
研究分担者 |
豊岡 達士 静岡県立大学, 環境科学研究所, 助教 (40423842)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | ヒストン / 紫外線 / アセチル化 / DNA損傷 / 修復 / クロマチン / 複合暴露 / エピジェネティクス / 化学物質 / エストロゲン / リン酸化 |
研究成果の概要 |
各種化学物質を培養細胞に作用すると、ヒストンのアセチル化、リン酸化状態がダイナミックに変化すること、そのパターンは化学物質の種類に応じて異なることを明らかにした。中でも17-β-Estradiol(E2)は、ヒストンH3の高アセチル化、一時的なリン酸化を誘導した。また、ヒストン修飾が変化している状態では、紫外線感受性が高くなること、その原因として、紫外線誘導DNA損傷であるCPDの修復が遅延することが考えられた。E2以外にもヒストンのアセチル化を誘導する化学物質が存在することから、それら化学物質と紫外線の複合曝露時のDNA損傷修復と発がんへの寄与の検証の必要性が示唆された。
|