研究課題
基盤研究(C)
即発γ線型中性子共鳴吸収分光法による温度測定法は、温度の断層内分布を非破壊で可視化することができるが、測定に時間がかかるのが課題である。これについて高効率化を図るため、温度情報が必要な複数の位置にそれぞれ別種の共鳴吸収核種を置いて解析することにより複数位置の温度情報を一度に得るマルチポイント同時非破壊内部温度測定法の開発を行った。また、共鳴吸収ピークの測定感度を高めるために、検出器の不均等配置法を検討した。これらの結果、室温以上では数K内程度の精度で、複数核種を用いた同時非破壊温度測定が可能であることを実証した。
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