研究課題
基盤研究(C)
次世代の高輝度放射光源のための大電流電子銃を実用化するには1E-11 Paの極高真空の達成が不可欠である。これには超低ガス放出特性を持つ真空材料の探査が必要となる。本研究では、低ガス放出特性を持つチタン材料を装置構造材料に適用し、新たな測定手段を採用した超低ガス放出速度測定装置の開発に取り組んだ。その結果、①コンダクタンス可変機構は設計通りの操作が可能であり放出ガスが少ないことを実証した。②装置の到達圧力が1E-9 Paに到達することを実証した。以上より、1E-13 Pam/sの非常に低い測定下限を持つガス放出速度測定装置を開発できた。
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Proceedings of the 11th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan
巻: PASJ2014 ページ: 555-559