研究課題/領域番号 |
24510138
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 神戸大学 (2013-2014) 京都大学 (2012) |
研究代表者 |
菅野 公二 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20372568)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 表面増強ラマン分光 / 化学分析 / ナノ粒子 / プラズモン共鳴 / セルフアセンブル / ナノ粒子配列 / マイクロ流体デバイス / 単分子検出 / 単分子 |
研究成果の概要 |
金ナノ粒子二量体は,その粒子連結方向と入射光偏光方向が一致した際に,巨大な電磁場増強を引き起こすことが知られている.本研究では,巨大な増強を得るために,ナノトレンチを用いたセルフアセンブルによって方向が揃ったナノ粒子二量体アレイを基板上に生成した.入射光偏光方向と粒子連結方向が一致した際に最大のラマン強度が得られることを,実験による評価によって実証した。さらに,二量体間距離に最適値があることを明らかにし,構造の最適化を達成した。その結果,4,4'-ビピリジン分子を10 pMの極低濃度で検出することに成功し,また100 nMの溶液では0.2 sの短時間で検出できることを示した。
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