研究課題
基盤研究(C)
緑藻の一種が生産するニグリカノシド類は、エーテル結合型モノガラクトシルジアシルグリセロールであり、がん細胞の有糸分裂を強力に抑制する。一方、その生産量が少なく立体化学も不明であり、詳細な生物学的研究が滞っている。そこで、立体化学を解明し、生物学的研究に役立てるため、ニグリカノシド類とその人工類縁体の合成を検討した。その結果、エーテル結合部の統一的構築法の開発と数種の人工類縁体の合成に成功した。
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Tetrahedron Letters
巻: 54 号: 34 ページ: 4564-4567
10.1016/j.tetlet.2013.06.085