研究課題/領域番号 |
24510302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
野中 孝昌 岩手医科大学, 薬学部, 教授 (30242457)
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研究分担者 |
毛塚 雄一郎 岩手医科大学, 薬学部, 助教 (50397163)
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連携研究者 |
関 安孝 岩手医科大学, 薬学部, 准教授 (30377220)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | キチナーゼ / 抗真菌活性 / モデリング / 溶液散乱 |
研究成果の概要 |
2つの機能ドメインを結ぶ柔軟性の高いリンカーを持つ細菌キチナーゼ(キチナーゼC)に対して、そのリンカーに変異を導入した2種類の酵素を調製し、抗真菌活性とキチン分解活性を測定した。リンカーの変異はドメインの配置(全体構造)を大きく変える可能性があるが、今回導入した変異は、どちらの活性に対しても最大で25%程度の影響しか与えないことが分かった。また、このような構造を独自の方法でモデリングし、その中から、実測の溶液散乱データに基いて集団としてのモデルを選抜する方法を開発した。この方法を野生型キチナーゼに適用して得たモデル構造は、我々が提唱しているキチン分解機構と矛盾しないものであった。
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