研究課題/領域番号 |
24510313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
藤原 悟 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究主幹 (10354888)
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研究協力者 |
松尾 龍人 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究所・量子ビーム応用研究センター, 研究員 (60623907)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 筋収縮調節 / 蛋白質ダイナミクス / 中性子散乱 / 小角散乱 / 筋収縮調節機構 |
研究成果の概要 |
筋収縮は、筋肉細胞中のCa2+濃度により調節されているが、骨格筋、心筋では、その調節は、筋肉の「細いフィラメント」上の調節蛋白質が行っている。筋収縮調節における蛋白質ダイナミクスの役割を調べるため、Ca2+の有無の条件下での細いフィラメントの中性子非弾性散乱実験を行った。その結果、Ca2+の有無により細いフィラメントの柔らかさが変化することが明らかとなった。これらは、筋収縮調節における細いフィラメントのダイナミクスの制御の重要性を示唆している。さらに、調節蛋白質の心筋症関連変異体を含む細いフィラメントのX線小角散乱実験を行い、変異による細いフィラメントの構造変化を検出した。
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