研究課題/領域番号 |
24510325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
山根 京子 岐阜大学, 応用生物科学部, 助教 (00405359)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | ワサビ / 遺伝的攪乱 / 母系遺伝 / 葉緑体DNA / ユリワサビ / 遺伝的撹乱 / 遺伝資源調査 / 保全 / 種間交雑 / 形態 |
研究成果の概要 |
ワサビとユリワサビが同所的に生育している集団では、かなりの頻度で中間的な形態を持つ個体が存在する。全国のワサビ属植物の地域集団間の遺伝的類縁関係を葉緑体DNAの塩基配列比較から明らかにしたところ、ユリワサビではある程度地理的な位置関係と系統関係が一致していたものの、地理的な関係を反映しない系統も数多く存在していた。交雑個体と考えられる個体はワサビ型のDNAを持ち、中間体の形成は常にワサビを母系とするという当初の仮説が支持された。また、交雑由来と考えられる個体の形態の多様性を顕微鏡で調べたところ、中間型の変異の幅が非常に大きいことがわかり、栽培種よる野生集団の遺伝的攪乱の可能性が示された。
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