研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では,農村社会を舞台とした基層(=村)ガバナンスの構築に向けて,「公」(政府=再配分原理),「私」(市場=交換原理),「共」(コミュニティ=互酬性原理)の三領域にまたがる資源活用の可能性を提示することにある。この研究目的を達成するために,①中国の内陸部(中部および西部)に属する山西,貴州,河南,江西,甘粛のそれぞれ一カ所ずつの村落において現地調査による事例データの集積を行い,②この基礎の上に立ち,ガバナンスにおいて「公」「共」「私」それぞれの資源が果たしうる役割と相互補完のパターンについて,比較分析を通じた理論的展望を示した。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 4件) 図書 (1件)
Shinichiro Tabata ed., Eurasia's Regional Powers Compared: China, India, Russia, London and New York: Routledge
巻: * ページ: 85-105
『ODYSSEUS 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻紀要』
巻: 19 ページ: 29-48
120006348479
巻: 18 ページ: 71-81
Acta Slavica Iaponica
巻: 34 ページ: 115-139
120005472225
『村落社会研究ジャーナル』
巻: 19.2 ページ: 63-64
『中国研究月報』
巻: 791 ページ: 44-47
Europe-Asia Studies
巻: 65(1) 号: 1 ページ: 75-101
10.1080/09668136.2012.717367
唐亮・松里公孝編著『ユーラシア地域大国の統治モデル』ミネルヴァ書房
巻: - ページ: 151-179
『東京財団HP』(http://www.tkfd.or.jp/research/project/news.php?id=1035)
巻: -