研究課題/領域番号 |
24510357
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 総合地球環境学研究所 |
研究代表者 |
石川 智士 総合地球環境学研究所, 研究部, 准教授 (40433908)
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研究分担者 |
堀 美菜 高知大学, 教育研究部総合科学系黒潮圏科学部門, 講師 (60582476)
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連携研究者 |
吉川 尚 東海大学, 海洋学部, 准教授 (80399104)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | カンボジア / トンレサップ湖 / 水産 / 住民参加型資源管理 / コミュニティー / コミュニティー参加型漁業 / 資源管理 / 漁業制度 / 定置網 / エコツーリズム / 漁業制度改革 / 漁業への影響 / カンボジア政府水産局 / 水産資源管理 / 小規模漁業 / 政策転換 |
研究成果の概要 |
カンボジア王国トンレサップ湖における区画漁業権(ロット)の停止に伴い、湖面区画をコミュニティー漁場と保護区に再構築する事業が行われた。この新規区画は、半農半漁の住民からはおおむね好意的に受け入れられている一方で、専業的漁民からは漁場が狭くなったとの不満が聞かれた。また、トンレサップ湖の水質については、富栄養化が湖全体で進行しており、アオコの発生が顕著であった。この漁業制度の改革で、資源管理や資源の監視の主体が、政府から漁業者コミュニティーとなったが、監視コストが漁業者の負担となっており、コミュニティー漁具の設置やエコツーリズムの振興が重要であることが示された。
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