研究課題
基盤研究(C)
今日の中国経済が、国有企業の業績が躍進する一方で、民間企業の発展が圧迫されるという「国進民退」とよばれるような国有経済(企業)を中心とする経済体制となっていった原因を、企業改革に応じて次々に実施された外資導入政策の展開と、国有企業の株式会社化の過程、国有経済の戦略的調整、非流通株の市場運用を中心とした国有企業改革の進展から検証した。さらに、国有企業が、政府が果たすべき社会保障の役割までをも担うという「単位」社会の変容については、日本の企業内「共同体」の変遷と比較研究することによって浮かび上がらせた。
すべて 2014 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 備考 (2件)
冷戦後の日本政治・経済・社会体系の変化及び中日関係への影響―経済を中心に 論文集
巻: 無 ページ: 194-213
経済学論叢
巻: 第65巻第4号 ページ: 279-315
http://news.searchina.ne.jp/topic/241.html