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ケア労働者が経験する職務としての親密性とその管理形態に関する質的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24510372
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ジェンダー
研究機関東京学芸大学

研究代表者

松川 誠一  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20296239)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードケアワーク / 親密性 / ジェンダー / ケア / 労働過程論 / フェミニスト経済学 / ケア労働 / 専門職性
研究成果の概要

本研究は、介護労働者による自己の労働経験についての語りを分析することを通して、有償ケアの労働過程における(自己)統制メカニズムとそのジェンダー化された特性を明らかにした。労働概念は、精神による対象化作用として定義されているために作動性概念を中核とする男性性に極めて親和的な概念である。他方、対人サービス職はコミュニケーション過程を通した相互作用を労働対象とするという矛盾を抱えている。ケア労働においてはケア・サービス利用者がもつケアに関連するジェンダー化された感情規則と衝突することを避けるために、感情規則そのものを労働対象化することによって、ジェンダー規範の揺らぎが生じていることが明らかになった。

報告書

(4件)
  • 2014 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2013 実施状況報告書
  • 2012 実施状況報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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