研究課題/領域番号 |
24520005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
小熊 正久 山形大学, 人文学部, 教授 (30133911)
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研究分担者 |
清塚 邦彦 山形大学, 人文学部, 教授 (40292396)
田口 茂 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (50287950)
山田 圭一 千葉大学, 人文社会科学研究科(系), 准教授 (30535828)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 表象媒体 / 画像の虚構性 / 知覚 / 現象学 / 分析哲学 / 画像 / 絵画 / 意味 / 概念 / 表象 / 想像 / 中立性変様 / 言語 / メディア / 虚構 |
研究成果の概要 |
小熊は、フッサールの遺稿を参照しつつ、画像表象における像物体、像客体、像主題という三契機に関連して、知覚的な措定を中断する「中立性変様」が不可欠であることと、その変様の本質的諸特徴ならびに他の意識作用と連関を明らかにした。田口は、「類似」の現象と像意識の受動的側面を明らかにした。清塚は絵画における見られた内容と描かれた内容の関連を考察した。山田は、アスペクト転換の考察を手がかりに、知覚と概念の関連を考察した。小熊は、感覚と意味という知覚の二契機が時間意識の媒介によって成立することを明らかにした。 研究成果を書籍『画像と知覚の哲学―現象学と分析哲学からの接近』として出版した。
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