研究課題/領域番号 |
24520016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
嘉指 信雄 神戸大学, その他の研究科, 教授 (20264921)
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連携研究者 |
鈴木 泉 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 准教授 (50235933)
斎藤 直子 京都大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (20334252)
上原 麻有子 京都大学, 大学院文学研究科, 教授 (40465373)
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研究協力者 |
FESMIRE Steven グリーンマウンテン大学, 教授
有坂 陽子 ハノーヴァー哲学研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 多元主義 / 根本的経験論 / 近代日本思想 / 日本近代哲学 / アメリカ哲学 / 西田哲学 / 比較哲学 / 自覚 / 矛盾 / 主体 / 国家 / ジェイムズ / 西田幾多郎 |
研究成果の概要 |
最も大きな成果は、政治社会哲学にとっての多元主義的視座の重要性が、たとえば、明治期における中江兆民や、戦後日本の政治思想を代表する丸山眞男においても自覚的に主題化されていること、とりわけ、丸山眞男においては、ジェイムズやデューイに代表されるアメリカ・プラグマティズムの多元主義の意義の把握がその政治思想の中核に据えられていることを確認することができたことにある。 また、こうした現実の多元主義的構成をめぐる政治社会哲学的問題は、広島から福島原発事故後にいたる、いわゆる核被害評価をめぐる問題にも関わるものであり、多元主義的視点の意義を具体的問題場面においても明らかにすることができた。
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