研究課題/領域番号 |
24520018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
寿 卓三 愛媛大学, 教育学部, 教授 (30186712)
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研究分担者 |
森 秀樹 兵庫教育大学, 社会系コース, 教授 (00274027)
上利 博規 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (20222523)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 芸術 / 共生 / 死 / 絶望の超越性 / 喪 / 死の現象学 / ハイデガー / 田辺 元 / 死と言葉 / 他者の肯定 / 死が〈ある〉 / 死を〈与える〉 / ホロコースト |
研究成果の概要 |
グローバル化の進展は、現代社会が「総駆り立て体制Ge-stell]によって駆動される「犠牲のシステム」という側面を持つことを顕在化させ、人-間的共生の可能性を縮減させつつある。 アングロ-サクソン系哲学における死の考察と実存主義の死の哲学とを架橋しつつ、トーマス・マンの言う「絶望の超越性」、つまり「希望のなさの彼方に生まれる希望」を見いだす「芸術的逆説」という思想と関連づけてデリダにおける〈喪〉の問題、さらにはパウル・ツェランにおけるハイデガーによる謝罪への期待を読み解くことで、人-間的共生の地平を切り拓くことは依然として可能であることを明らかにした。
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