研究課題/領域番号 |
24520032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 岐阜聖徳学園大学 |
研究代表者 |
吉永 和加 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 教授 (20293996)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 他者 / 他者性 / 責任 / レヴィナス / デリダ / 隠れたる神 / 否定神学 / 悲劇的世界観 / 言語 / 形而上学 |
研究成果の概要 |
三カ年計画の課題研究「責任論の起源と展開 ―他者論の宗教的基盤の探究―」について、まず2012年度に「他性と否定神学的叙述」として、レヴィナスとデリダの言語論を架橋しつつ、絶対的他者を語る際の否定神学的叙述の可能性を探った。2013年度は、「『悲劇的世界観』と責任論」と題して、彼らの議論をゴルドマンの言う「悲劇的世界観」という概念を用いてパスカルに架橋して、責任論の宗教的基盤を検討する素地を作った。2014年度には、「責任と原罪意識」について、レヴィナスやデリダの法外な「責任」概念が、いかなる宗教的な地歩から導出されうるのかを、パスカル、カントの宗教論、特に原罪意識と結びつけて明らかにした。
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