研究課題/領域番号 |
24520034
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
金山 万里子 大阪医科大学, 功労教授 (10093189)
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研究分担者 |
金山 弥平 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (00192542)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 正義 / 理性 / 感情 / 法 / 記憶 / ソクラテス / プラトン / ホメロス / 哲学 / 倫理学 / 法律 / 国家 / 『クリトン』 / 西洋古典 / 人間愛 / 祖国愛 / 友情 / 宇宙 |
研究成果の概要 |
ギリシア哲学における正義論の基本は、ソクラテスの徳(正義)の探求とその結果としての刑死、またプラトンによる師の死の意味づけにある。良き行為による幸福の確保を求める人間にとって、欲望とそれに関わる感情が正義追求の大きな阻害要因となるが、ソクラテスは、個々の人間にとっての正義の意味を、理性的、感情的、社会的に意義づけ、またプラトンは、イデア論とそれに基づく宇宙論を基礎として、正義論を一つの哲学体系として確立した。その具体的あり方を、代表者は特にプラトン『クリトン』の議論を通して、分担者は、プラトンの魂論、認識論、イデア論を通して明らかにしようとした。また代表者は『ゴルギアス』翻訳も進めた。
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